経営・人事コラム

人事コラム バックナンバー

女性活躍推進には上司のレベルアップが不可欠

[2016.02.02] 松丘 啓司 (代表取締役社長)  プロフィール

日経BP社の人材開発支援サイト"ヒューマンキャピタルOnline"にて連載中の、弊社代表取締役社長の松丘啓司のコラムをご紹介いたします。
----------------------------------
「女性活躍推進には上司のレベルアップが不可欠」

 最近では「女性活用」という表現が減り、そのかわりに「女性活躍」という言葉を頻繁に見かけます。「女性活用」というと上から目線の印象があるため、女性本人が活躍するという側面が強調されているのでしょう。けれども企業の中においては、上司が女性社員を「活用」しない限り、本人が「活躍」することは困難です。つまり、女性活躍は上司のマネジメントの問題であるということができます。

上司が成長機会を提供していない

 「新卒採用の面接では女性の学生の方が優秀だ」とか、「若手の社員の中では女性の方が男性よりもしっかりしている」といった声をよく耳にします。それが単なる主観的な印象にすぎないのか、それとも本当に事実なのかを検証するためにデータ分析を実施しました。その結果、多くの人の印象どおり、社員の平均的な問題分析力や判断力は、20代では女性が男性をかなり上回っていることが分かりました。しかし、30代になるとそれが逆転し、男性の方が女性よりも高い値を示すようになります。女性社員の能力値が下がったわけではなく、男性が大きく点数を上げているのです(「『若いころは男性社員よりも女性社員の方が優秀』は本当か?」 松丘啓司)。

 この事実は、20代から30代にかけて、成長機会に男女差が存在することを物語っています。若手社員に対して仕事を与えるのは上司であることから、職場における社員の成長機会のかなりの部分は上司に依存しています。つまり、上司が男性と同等に女性を活用していないのです。したがって、女性活躍のためには、上司のマネジメントのあり方の見直しが不可欠となります。
・・・続きは以下URLでご覧ください。
https://project.nikkeibp.co.jp/atclhco/411328/012800004/

» 経営・人事コラムトップに戻る


お問い合わせ・資料請求
人材育成の課題
キャリア開発

キャリア開発

個人の働きがいと組織への貢献を両立するキャリア開発を支援します。

リーダーシップ・マネジメント開発

リーダーシップ・マネジメント開発

マネジャーに必要不可欠なリーダーシップとマネジメント力を養成します。

コミュニケーション開発

コミュニケーション開発

組織や仕事に変化を起こすコミュニケーション力を養成します。

組織開発

組織開発

ビジョンと価値観を共有し成果を高める組織創りを支援します。

営業力開発

営業力開発

お客さまと自社の双方に大きな価値をもたらすことのできる提案営業力、組織営業力を開発します。

経営力開発

経営力開発

ビジネスプランの立案に必要となる知識と実践的なスキルを養成します。

人事向けメルマガ登録

PAGE UP