- 「人材開発ソリューションのエム・アイ・アソシエイツ株式会社」ホーム
- 事例・実績
- 株式会社オールアバウト様
【若手向けキャリア研修】株式会社オールアバウト様
月間1,500万人が利用する総合情報サイト「All About」を運営する株式会社オールアバウト。設立以来、急成長を遂げてきた同社は、2006年、経営の仕組み全体の見直しに着手。その一環として、エム・アイ・アソシエイツのキャリア開発研修を導入し、約130名の全従業員を対象に実施しました。当時、経営企画部長として研修を導入した西村俊彦様(現・金融領域事業部 事業部長)に研修に対する感想などを伺いました。
Q1. キャリア開発研修を導入した背景を教えてください。
現・金融領域事業部
事業部長 西村俊彦様
具体的には、従来は社長がすべての戦略を立ててきましたが、組織ごとに戦略を立てて推進していく体制へと移行しました。
そして従業員に対しては、これまでのように小さな会社特有の勢いで従業員を引っ張っていくのは無理なため、所属する組織や仕事の中身にもっと意識を向けさせたいと考えました。ともすれば、「会社が目指す方向性は楽しいけれど日々の仕事はつまらない」という状態に陥りがちだったので、仕事そのものにもっと楽しさを見出してほしかったのです。
そのためには、生き生きと主体的に働くことと、成果を出すことを両立させることが必要です。日々の仕事を、言われたことをただやるのではなく、自分なりにデザインしてやってほしい。そしてその結果が成果につながるような風土にしたい。こうしたわれわれの思いを、全員に伝える手段となるような研修を探していたのです。
Q2. なぜ当社の研修を選ばれたのでしょうか。
6社からご提案をいただいた中で、われわれの思想に最も近い提案内容だったからです。
キャリアに対して、将来の理想像からブレイクダウンしていくスタイルではなく、まず自分らしさを知り、その上で日々の仕事を一生懸命頑張れば、結果としていいキャリアができるというコンセプトが、われわれの考えと非常に近かったのです。また、当社の従業員の行動規範を反映してカスタマイズしたプログラムをご提案いただいたので、この会社なら、きっとわれわれのやりたいことを汲み取って、いい研修をつくっていただけると感じました。
Q3. 実際に研修を実施してみて、感想はいかがですか。
ただ、一度の研修で定着するものではありませんので、この考え方をさらに日常的なマネジメントの仕組みやアセスメントなどに組み込んでいく必要があります。そこで、エム・アイ・アソシエイツさんにはそのためのご提案をお願いしているところです。
Q4. 当社のスタッフに対する印象はいかがですか。
営業担当の方にいろいろと相談させていただいていますが、その都度、相談内容に適したコンサルタントの方をアサインしていただき、非常に助かっています。また、プログラムの設計に際しては、われわれがやりたいと思っていたことを取り入れてカスタマイズしていただけたので、非常にありがたかったですね。われわれのわがままにここまで柔軟に対応していただける会社はなかなかないと思います。
最終的には研修という形で導入していますが、単に研修会社というだけではなく、われわれがやりたいことを実現するためのさまざまなお手伝いをしていただけるというところに、大きな価値を見出しています。
Q5. 最後に、こうした研修を提供する企業に対する期待や要望をお聞かせください。
1社で1つの研修だけではなく、人材育成の仕組みを包括的に提供していただけるといいと思います。
例えば、従業員向けプログラム、マネジャー向けプログラム、そして日常に定着させていくための仕組みといったものが、1年単位ではなく、2〜3年先まで含めて統一した思想の下に用意されていて、ユーザー企業はそのコースをベースにすれば、持続的に育成に取り組むことができる。人事担当者には、全社的な視点から人材を「こうしたい」という思いはあっても、具体的に何をどうすればいいかがわからない場合が多いと思いますので、包括的に相談に乗っていただき、ご提案いただけるとありがたいですね。